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TextStyleRemoveについて
今回は、前回記事のTextStyleAdd関数と正反対の機能を持つ、TextStyleRemoveについてです。
テキストのすべてのフォントサイズ、または削除対象サイズで指定されたフォントサイズを取り除きます。
下記にヘルプページ掲載の構文と例題を記載します。
構文
TextStyleRemove (テキスト ; スタイル)
例 1
TextStyleRemove (“Plaid” ; Italic) は、「Plaid」という単語の斜体を取り除きます。
例 2
TextStyleRemove (名 ; Bold + Underline) は、「名」フィールドの値が「Sophie」の場合、「Sophie」の下線と太字のスタイルを取り除きます。
TextStyleRemove (名 ; AllStyles) は、「Sophie」のスタイルをすべて取り除きます。
例 3
TextStyleRemove (MyTable::MyText ; HighlightYellow) は、HighlightYellow スタイルを取り除いた MyTable::MyText に含まれるテキストを返します。
他システムや他サイトから内容をコピー&ペーストすることが多いようなフィールドには、この設定を当てておくことで、レコード毎に違うスタイルで見辛い、などという問題はなくなります。
また、特定のスタイルを指定せずとも、例文2の2つ目のように対象を、”AllStyles“としておくことで、どんなスタイルが当たっているテキストでもプレーンなテキストに戻すことができます。
ぜひ、TextStyleAddとセットで覚えておくといいかと思います。
参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>書式設定関数>TextStyleRemove
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/textstyleremove.html(2022-08-08閲覧)
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