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Modの時間や年月の変換活用について​

今回は、測定単位を変換する場合に活用できるMod関数について紹介します。

まずは、公式サイトの構文と例をご紹介します。

Mod
除数で数値を割った後の余りを返します。

構文

Mod (数値 ; 除数)

例 1

210 割る 4 を計算すると、余りは 2 になります。

Mod (210 ; 4) は、「2」を返します。

例 2

時間の「時」を 24 時間制から 12 時間制に変換します。24 時間制フィールドに 16 が含まれている場合、次のようになります:

Mod (24 時間制 ; 12) は、「4」を返します。

例 3

月数を年数と余りの月に変換します。「月数」フィールドに 31 が含まれている場合、次のようになります:

Int (月数 / 12) & “年、” & Mod (月数 ; 12) & “か月” は、2 年、7 か月 を返します。

例えば、例3については、入力時にわざわざ “ヶ月” “年”と言った単位の表記をするのはめんどくさい場合もありますよね。

フィールド自体は月数での入力にしておき、

Int (月数 / 12) & “年” & Mod (月数 ; 12) & “か月”

等と計算式で表記する、または計算フィールドを持っておきそれを表示することができます。

上記のように、Int と Modという2つの数字関数を組み合わせることで、表示方法の幅が広がります。

(過去記事 Int関数について : https://kawai-j.co.jp/filemaker/13910/int/ )

ぜひ活用してみてください。

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>テキスト関数>Mod
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/mod.html(2022-05-30閲覧)

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