FileMaker

お役立ちブログ

Get (スクリプトの結果)について

今回は、実行されたサブスクリプトのスクリプト結果を返す取得関数についてです。

下記にヘルプページ掲載の構文と例題を記載します。

構文

Get (スクリプトの結果)

例 1

次の例では、[顧客の検索] スクリプトは、[レポート実行] スクリプトから呼び出されたときに検索結果を返します。[顧客の検索] スクリプトは、オプションの [現在のスクリプト終了] スクリプトステップのスクリプト結果を使用します。[レポート実行] スクリプトは、Get (スクリプトの結果) を使用して、Get (スクリプトの結果) に保存されている返された結果に基づき、他のどのスクリプトステップを実行するかを判断します。

顧客の検索

エラー処理 [オン]
検索実行 [記憶する]
新規レコード/検索条件
現在のスクリプト終了 [テキスト結果: Get (対象レコード数) < 10]

レポート実行

スクリプト実行 [指定: 一覧から ; 「顧客の検索」 ; 引数: ]
If [Get (スクリプトの結果) = 0]
カスタムダイアログを表示 [“すでに 10 件のレコードを作成しました。”]
End If

上記の例では検索結果総数を返していますが、スクリプト終了時に渡す値を変えれば、様々な値を取得し返すことができます。

真偽の判定だけではなく、作成したレコードのidや、特定のフィールドの値、また、検索結果を変数にまとめて渡せば欲しい情報を一度に引き渡すことも可能です。

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>取得関数>Get (スクリプトの結果)

https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-scriptresult.html( 2022-12-19閲覧)

FileMaker開発記事

墓掃除システム

墓地管理、墓地清掃、供花管理など、定期的な作業を標準化。煩雑な業務作業の見える化を可能にするシステムです。

CRM 顧客管理システム

顧客の現状を俯瞰し、商談状況を一望、そして営業成績を向上させる……企業が顧客との関係をより深く把握し、戦略的に顧客へアプローチすることが可能になるシステムです。

受発注システム [EC-CUBE連携]

受発注業務をEC-CUBEと連携する事により、顧客情報と受注情報それぞれの入力を自動化。その後の各種事務手続(伝票作成・郵送業務・売上レポート作成等)すべても同時に効率化するツールです。

マイページ機能

FileMakerとWebサイトとの連携で、顧客との円滑なやり取りが可能となるほか、業務効率の改善にも繋がります。

その他の記事

Positionについて

今回は、特定のテキストの場所を指定し値を取り出たい時に活用できる、Position関数のご紹介です。