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Truncateについて

今回は、数値の指定桁数を簡略化できる、Truncate関数についてです。

まずは、ヘルプページの構文と例題を掲載します。

構文

Truncate (数値 ; 桁数)

例 1

Truncate (123.456 ; 2) は、「123.45」を返します。

Truncate (-14.6 ; 0) は、「-14」を返します。

Truncate (29343.98 ; -3) は、「29000」を返します。

Truncate (123.456 ; 4) は、「123.456」を返します。

Truncate (29343.98 ; 5) は、「29343.98」を返します。

Truncate関数は、四捨五入することなく、数値指定の桁数で切り捨てて値を返します。

似ている関数との違いを簡単にご説明すると、

Round関数 >> 小数点の切り上げを行う

Round (123.456 ; 2) = 123.46

Truncate (123.456 ; 2) = 123.45

Int関数 >> 小数のみの切り捨て(桁数の指定不可)

Int (123.456 ) = 123

Truncate (123.456 ; 0 ) = 123

シーンによって便利に活用できる関数が異なってきます。

違いを理解して頭に入れておくことで、効率的に値表示を操ることができるかと思います。

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>数字関数>Truncate
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/truncate.html(2022-07-19閲覧)

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