FileMaker
お役立ちブログ
マージ変数について
今回はレイアウト表示に活躍できるマージ変数についてです。
まずはヘルプページ記載の概要をご確認ください。
レイアウトへのマージ変数の挿入
変数からの値を表示するマージ変数を作成することができます。
マージ変数は、グローバルフィールドまたは非保存の計算フィールドで実行されるタスクに使用できます。
たとえば、請求書の下端で総コストを表示することや、レポートの印刷に使用するアカウント名を表示することができます。
ブラウズ、検索、プレビューの各モードで表示した場合やレコードを印刷する場合に、マージ変数値を確認できます。
レイアウト上にマージ変数を挿入するには:
- [変数を設定] スクリプトステップ を使用して変数を作成します。
マージ変数として使用するグローバル変数の作成をお勧めします。
- レイアウトモードで変数を挿入するレイアウトをクリックし、[挿入] メニュー > [マージ変数] を選択します。
たとえば、マージ変数をレイアウト上のテキストブロックや変数自身に挿入します。
フィールドや表示するその他のオブジェクトには挿入しないでください。
レイアウトに空のマージ変数 (<<$$>>) が表示されます。
- 空の変数で $$ と >> 記号の間をクリックしてから、マージ変数名 (手順 1 で作成した変数名) を入力します。
上記の画像では、ページ数をマージ変数で作成しています。
印刷物の作成方法によっては取得関数のページ番号を使用できない場合もありますので、マージ変数としてスクリプト上で作成すれば同様の表示ができるようになります。
作成方法は、グローバル変数として変数を設定し、それをマージ変数<<$$>>の方式でレイアウトに表示すればOKです。
印刷物レイアウトには、マージ変数はじめマージフィールドの使用も大変便利です。
マージフィールドについては過去にも記事として紹介していますが、次週改めてご紹介させていただきます!
FileMaker開発記事
CRM 顧客管理システム
顧客の現状を俯瞰し、商談状況を一望、そして営業成績を向上させる……企業が顧客との関係をより深く把握し、戦略的に顧客へアプローチすることが可能になるシステムです。
受発注システム [EC-CUBE連携]
受発注業務をEC-CUBEと連携する事により、顧客情報と受注情報それぞれの入力を自動化。その後の各種事務手続(伝票作成・郵送業務・売上レポート作成等)すべても同時に効率化するツールです。
その他の記事