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WeekOfYearFiscalについて
今回は、開始日に従って計算された日付を含む週を表す数値を返す、WeekOfYearFiscal についてです。
下記にヘルプページ掲載の構文と例題を記載します。
構文
WeekOfYearFiscal (日付 ; 開始日)
例 1
WeekOfYearFiscal (Date (1 ; 7 ; 2008) ; 1) は「2」を返します。
WeekOfYearFiscal (Date (1 ; 1 ; 2009) ; 5) は「1」を返します。
WeekOfYearFiscal (Date (1 ; 2 ; 2009) ; 1) は「53」を返します。
先週ご紹介させていただいた WeekOfYear と異なるのは、開始の曜日を選択できるということです。
年の最初の週は、その年の日付を 4 日以上含む第 1 週目を指します。
例えば、今年2022年は、土曜日始まりでした。
2022年初めての月曜日は、1月3日ですが、WeekOfYearを使用すると、日曜日が起点となり、1月1日の翌週のため、2週目の扱いとなってしまいます。
毎週月曜日に自動作成されるレポート等、決まった曜日に算出する場合に、WeekOfYearFiscal を使って採番することで、意向通りの採番をすることができます。
式にすると、下記の通りとなります。
WeekOfYear ( Date ( 1 ; 3 ; 2022 ) ) → 2
WeekOfYearFiscal ( Date ( 1 ; 3 ; 2022 ) ; 2 ) → 1
ぜひ、参考にしてみてください。
参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>書式設定関数>WeekOfYearFiscal
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/weekofyearfiscal.html(2022-08-23閲覧)
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