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Get (システムプラットフォーム)について
今回は、現在のプラットフォームを示す数値を返す関数をご紹介します。
下記にヘルプページ掲載の構文と例題を記載します。
構文
Get (システムプラットフォーム)
説明
この関数が返す値は次のとおりです:
「1」- 現在のプラットフォームが macOS の場合
「-2」- プラットフォームが Windows の場合
「3」- 現在のプラットフォームが iOS または iPadOS の場合
「4」- プラットフォームが FileMaker WebDirect の場合
「5」- プラットフォームが CentOS Linux の場合
「8」- プラットフォームが Ubuntu Linux の場合
例
現在のプラットフォームが Windows プラットフォームの場合、Get (システムプラットフォーム)
は「–2」を返します。
現在のプラットフォームが macOS の場合、Get (システムプラットフォーム)
は「1」を返します。
この関数を活用して、例えば下記のようにCaseを使ってファイルパスを分岐作成することができます。
Case (
Abs ( Get ( システムプラットフォーム ) ) = 1 ; “filemac:” & $path ;
Abs ( Get ( システムプラットフォーム ) ) = 2 ; “filewin:” & $path ;
“file:” & $path
)
(※windowsの場合が返す値が-2であるため、絶対値を返すAbsを使ってわかりやすく判定しています)
ぜひ、試してみてください。
参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>取得関数>Get (システムプラットフォーム)
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-systemplatform.html( 2023-1-10閲覧)
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