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タイムスタンプのシリアル番号化

今回は、タイムスタンプをシリアル番号のように扱いたい際に活用する関数について、ご紹介させていただきます。

保存日時を書類の末尾に記録しておけば、そのファイルがいつ作成されたかをファイル名で確認することができます。

例えば、本日3月14日9時5分25秒のタイムスタンプは、

Get ( タイムスタンプ ) = 2022/03/14 9:05:25

で取り出すことができます。

ファイル名として保存する場合は、”/”や”:”、スペースを取り除きたいので、その方法を2通りご紹介いたします。

まずは、Substisute関数を連ねて表記する方法

Substitute ( Get ( タイムスタンプ ) ; 

[ “:” ; “” ] ;

[ “/” ; “” ] ;

[ ” ” ; “” ] 

)

次に、SubstituteとTrim Allを使用する方法

TrimAll ( 

  Substitute ( Get ( タイムスタンプ ) ; 

  [ “:” ; “” ] ;

  [ “/” ; “” ] 

   )

 ; 0 ; 3 )

(タイムスタンプのスペースは半角なので、”0”の部分は”1”でも同様の結果となります。)

どちらも結果は ”2022031490525″ となります。

ファイルの内容がいつ時点のものなのか、保存日を見にいかずとも確認できる利点がある他、定期的に出力するデータファイルであるならば、タイムスタンプの日時を確認して判別することができます。

タイムスタンプだけでなくとも色々と便利に応用できると思いますので、ぜひご活用ください。

Substitute、Trim All に関しては、過去記事も合わせてご参照ください。

 

Substitute : https://kawai-j.co.jp/filemaker/12958/substitute/

Trim All : https://kawai-j.co.jp/filemaker/14286/trim-all/

その他の記事

DXとは…

今回は、そもそもDXとは?の定義の部分を少しご紹介させていただきます。

Year,Month,Day について

この3つの関数は、日付の値を返す関数で、単独で使用することもできれば、先週ご紹介したDate関数と組み合わせて活用することもできます。