FileMaker

お役立ちブログ

Get (変更されたフィールド)について

現在のテーブルの現在のレコードで変更されたフィールド一覧を返す取得関数についてです。

下記にヘルプページ掲載の構文と説明を記載します。

構文

Get (変更されたフィールド)

例 1

「請求書::顧客名」および「請求書::会社」フィールドが変更され、レコードが開いている場合、Get (変更されたフィールド) は次を返します:

顧客名
会社

FileMakerは基本的に入力データが自動保存されていきますが、場面場面では入力内容の保存有無を確認したい場合もあるかと思います。

この関数をうまく活用すれば、FileMakerでコミットコントロールをかけることも可能です。

フィールドのスクリプトトリガ(OnObjectSave等)に設定すれば入力項目単位、レイアウトのスクリプトトリガ設定(OnRecordCommit等)をすればその画面全体の項目に対して適応できます。

“Get(変更されたフィールド)がある際には、保存の有無をダイアログで確認する”

といった具合にスクリプトを仕込めば可能です。

ぜひご活用ください。

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>取得関数>Get (変更されたフィールド)

https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-modifiedfields.html( 2022-12-05閲覧)

FileMaker開発記事

葬儀システム

葬儀プランを構成する複雑な商品・サービスのすべてをシステム上で一元管理。受付から施工・請求までスムーズに対処できます。タブレット活用により、誰でも簡単にプラン見積が可能に。

栽培管理システム

栽培管理システム とは、植物工場 での野菜栽培において、膨大なデータを一括管理できるシステムです。高品質な野菜を栽培するために必要なあらゆる情報を見える化し、業務効率向上を図ります。

墓掃除システム

墓地管理、墓地清掃、供花管理など、定期的な作業を標準化。煩雑な業務作業の見える化を可能にするシステムです。

CRM 顧客管理システム

顧客の現状を俯瞰し、商談状況を一望、そして営業成績を向上させる……企業が顧客との関係をより深く把握し、戦略的に顧客へアプローチすることが可能になるシステムです。

その他の記事

Year,Month,Day について

この3つの関数は、日付の値を返す関数で、単独で使用することもできれば、先週ご紹介したDate関数と組み合わせて活用することもできます。

関数 SortValues について

SortValuesは、指定の値一覧をソートしてくれる関数です。テキスト順、日付順など、希望の順序で値を取り出すことができます。