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OnObjectKeystrokeについて

今回はトリガの種類の1つのOnObjectKeystrokeについて紹介します。

OnObjectKeystroke

・オブジェクトがアクティブで、直接または IME (input method editor) のいずれかのキーボードから 1 つ以上の文字が入力されたときに、スクリプトが実行されます。

・Get (トリガキー入力) 関数を使用して、スクリプトトリガをアクティブにした文字を返します。

・結果は、トリガされたスクリプト内で [現在のスクリプト終了] スクリプトステップを使用して真 (True) または偽 (False) を返します。

真偽の結果を返してくれるのがこのスクリプトトリガの特徴の一つです。

また、フィールドに文字が入力され確定する前にトリガが動くため、結果をFalseで返せば、フィールドに文字が入力されることがありません。

例えば、数字4桁のパスワードを設定してほしいフィールドで、同じ数字を連続で使用して欲しくない際には、下記のスクリプトを適用できます。

 

If ( Get(トリガキー入力) = Right(設定::パスワード ; 1 ) )  //入力された文字と入力済みの最後尾の文字が同じである場合

  現在のスクリプトの終了[False]

  else

  現在のスクリプトの終了[True]

End If

 

このように、文字入力の制限をスクリプト結果だけで行うことも可能です。

ただ一定の文字が入らない、となると入力側にとってはなぜ入力できないのかと不安になるので、設定する際はカスタムダイアログやポップアップ等を併用する方が利用者に優しいフォームとなります。

 

 

URL:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/onobjectkeystroke.htmlhttps://help.claris.com/ja/pro-help/content/onobjectkeystroke.html

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