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GetFieldについて
今回は、フィールド名を評価して、指定したフィールドの内容を返してくれる、GetFieldについてです。
下記にヘルプページ掲載の構文と例題を記載します。
構文
GetField (フィールド名)
例 1
GetField 関数で定義された計算フィールドでレコードをソートすると、レコードを動的にソートし、GetField で指定されたフィールドの値を変更して、小計データを表示できます。
データベースに次のような 4 つのフィールドがあるとします:
顧客名 (テキストフィールド)
都道府県 (テキストフィールド)
ソート選択 (グローバルフィールド)
ソートキー (GetField (ソート選択) として定義される計算フィールド)
このスクリプトは「請求書」レイアウトに切り替えて、ソートキーフィールドのレコードをソートします:
レイアウト切り替え [「請求書」 (請求書)]
レコードのソート [記憶する; ダイアログあり: オフ]
# ソートキーフィールドを条件としたソート
レコード/検索条件/ページへ移動 [最初の]
ソート選択に「顧客名」が含まれている場合、ソートキーは顧客名フィールドの値を返し、対象レコードは顧客名でソートされます。ソートキーでレコートがソートされたときに表示されるように指定された小計データは、顧客名フィールドから表示されます。
ソート選択に「都道府県」が含まれるように変更すると、ソートキーは都道府県フィールドの値を返し、対象レコードは都道府県で再ソートされるように設定され、小計データは都道府県フィールドから表示されます。
対象レコードはソートキーでソートされ、ソートキーの変更で値が返されるときに、ソート情報は自動的に更新されるため、別にソート操作を実行する必要はありません。
上記の例では、ソートするフィールドを指定せずに、ソート選択のグローバルフィールドで選択したフィールド名に応じて、値を並び替えてくれる方法が紹介されています。
GetField関数は、その時に選択されているテーブルオカレンス / フィールドに応じて、欲しい結果を柔軟に返してくれます。
開発の際には、
GetField ( Get (レイアウトテーブル名) & “顧客名” )
等、テーブルを汎用化させることで、異なるレイアウトでの同じ作業の際にも1つのスクリプトの作成で済むところが利点です。
参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>論理関数>GetField
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/getfield.html( 2022-09-12閲覧)
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