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ページに関係する関数について

今回は、印刷レイアウトにあると便利な、ページに関係する関数についてです。

Get(ページ数)と、Get(ページ番号)をご紹介します。

Get (ページ番号)

例 1:4 ページを印刷またはプレビューしている場合、「4」を返します。

説明:何も印刷またはプレビューしていない場合、「0」を返します。

 

Get (ページ数)

説明:印刷または PDF として保存するときに合計ページ数を表示するには、 ページ数記号をレイアウトに挿入します。

   何も印刷していない場合または PDF として保存していない場合は、何も返されないかまたは「?」が返されます。

使い方は至ってシンプルで、全体のページ総数を示すのは Get(ページ数)、そのうちの何ページ目かを示すのはGet(ページ番号)です。

印刷レイアウトの右上や下部に配置しておけば、よくあるページング表示をすることができます。

Get関数で表記するならば、計算ボタンを置いて、

Get(ページ番号) & “/” Get(ページ数)

と設定します。

 

また、変数挿入で記号表示をするだけで、Get(ページ数)・Get(ページ番号)と同様の値を表示することもできます。

覚えておくと圧倒的に便利ですので、また次回、ご紹介させていただきます。

ぜひ活用してみてください。

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>取得関数>
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-pagecount.html(2022-06-27閲覧)

Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>取得関数>
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-pagenumber.html(2022-06-27閲覧)

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