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Exact関数について
今回は、内容一致を判別するExact関数について紹介します。
まずは、公式サイトの構文と例をご紹介します。
構文
Exact (テキスト ; 比較テキスト)
例 1
Exact (“McDonald” ; “McDonald”) は、「1」(真) を返します。
Exact (“McDonald” ; “MCDONALD”) は、「0」(偽) を返します。
Exact (“John” ; “John “) は、「0」(偽) を返します。
例 2
Exact (Upper (“McDonald”) ; Upper (“MCDONALD”)) は、「1」(真) を返します。
例 3
Exact (請求先 ; 出荷先) は、「請求先」と「出荷先」の値が同じ場合、「1」(真) を返します。
例 4
Exact (受取人 ; Upper (受取人)) は、「受取人」の値が「JOHNSON」の場合、「1」(真) を返します。
例 5
Exact (国 ; “スペイン”) は、「国」フィールドの値が「スペイン」の場合、「1」(真) を返します。
例3のように、テキストの部分に、フィールドをおくこともできるので、異なる2つのフィールドの値が同じでないといけない場合の照合方法の一つとして活用できます。
例えば、個人ユーザーの情報を追加してもらう際に、パスワードやメールアドレスは誤って登録してしまいやすい項目ですので、<確認用>の入力項目をよく見かけることがあると思います。
登録時のエラーチェックとして
メールアドレス = 確認用メールアドレス
としても、その真偽で照合が可能ですが、関数を利用して
Exact ( メールアドレス ; 確認用メールアドレス )
でも、大文字小文字まで照合することができます。
ぜひ活用してみてください。
参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>テキスト関数>Exacr
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/exact.html(2022-06-06閲覧)
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