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シリアル番号の採番(応用編)
前回に引き続き今回は採番方法の応用編をご紹介します。
例えばこのような場合には、デフォルトのシリアル番号での採番は不向きです。
1. 同じフィールドだが区分毎に採番したい場合
(例: A10001, A10002 もあれば B10001, B10002 もある)
2. 論理削除を使ってレコードを扱う場合でも抜けなくキレイに採番したい場合
いろんな方法がありますが、区分毎に採番したい場合の例を一つご紹介します。
まず、区分(接頭語)とシリアル値を別々のフィールドに分けます。
管理するシリアル番号は、計算フィールド等で設定するといいでしょう。
レコードを見ると、このような一覧になっていきます。
区分ごとに採番したいので、Noだけでは重複する番号があり、シリアルNoになって初めて固有の値になります。
そして実際に採番する際に私がいつも使用しているのはExecuteSQL関数です。
区分指定・削除フラグ指定を行い、最大値を算出して次のシリアル値を求めます。
ExecuteSQL関数は使いたくない!という方は、検索機能をうまく使って算出するのもありかもしれません。
ExecuteSQLでのシリアル値の算出については、次回の記事にさせていただきます!
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