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値を連結する時の注意点
今回は、関数を使って取得した値を連結する際に気をつけるべき”改行”についてお話しします。
というのも、関数で取得できる値には、最後が改行で終わっているものと、そうでないものがあります。
判別方法としては意外と単純で、取得できる単位が”改行リスト”であるか、そうでないかで判別することができます。
返される各値が改行で終了している関数
・LeftValues
例 LeftValues (“Plaid¶Canvas¶Suitcase” ; 2) は「Plaid¶Canvas¶」を返します。
・RightValues
例 RightValues (“Plaid¶Canvas¶Suitcase” ; 2) は「Canvas¶Suitcase¶」を返します。
・MiddleValues
例 MiddleValues (“Plaid¶Canvas¶Suitcase” ; 2 ; 1) は「Canvas¶」を返します。
・SortValues
例 SortValues (“34¶600¶18¶29” ; -2) は「600¶34¶29¶18¶」を返します。
・UniqueValues
例 UniqueValues (“34¶600¶18¶600¶18.0” ; 2) は「34¶600¶18¶」を返します。
このように例題を並べると、名称は似た関数ながら、返す値の違いがわかりやすいですね。
上記の通り、これらの関数で取得した値には、最終に必ず改行がついています。
そのため、他の関数で取得した値同士をリスト化したい場合は “& ¶ &” を使って結合する必要がありますが、上記の関数の場合は不要ということになります。
このような関数ごとの特徴を掴んでおくことも便利かもしれませんね。ぜひご活用ください。
参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>テキスト関数
・LeftValues https://help.claris.com/ja/pro-help/content/leftvalues.html
・MiddleValues https://help.claris.com/ja/pro-help/content/middlevalues.html
・RightValues https://help.claris.com/ja/pro-help/content/rightvalues.html
・SortVlaues https://help.claris.com/ja/pro-help/content/sortvalues.html
・UniqueValues https://help.claris.com/ja/pro-help/content/uniquevalues.html
( 2023-2-20閲覧)
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