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DayName関数について
今回は、指定した日付の曜日を返してくれる、DayName関数についてです。
まずはヘルプページ掲載の構文と例文をご紹介します。
構文
DayName (日付)
例 1
DayName (Date (10 ; 7 ; 2019)) は、「月曜日」を返します。
DayName (プロジェクト締め切り) は、「プロジェクト締め切り」フィールドに 2019/10/07 が入力されている場合、「月曜日」を返します。
DayName (“2019/10/07”) は「月曜日」を返します。
例 2
“次の日までに選択項目を返却してください” & DayName (締め切り日) は、「次の日までに選択項目を返却してください」というテキストに続いて、「締め切り日」に保存された日付の曜日を表示します。
日付表示に曜日まで表示させるには、インスペクタパネルの書式設定にて設定が可能ですが、月曜日なら”月”もしくは”(月)”と、漢字一文字での表現となっていますが、”月曜日”という表記は選択ができません。
“月曜日”と表示をさせたいならば、DayName関数を使用して表示することが可能です。
例1を用いるならば、計算フィールドもしくは計算ボタンにて、
プロジェクト締め切り & ” ” & DayName(プロジェクト締め切り)
とすれば、
2019/10/07 月曜日
とできます。さらに、そのほかの日付関数と組み合わせて、
Year(プロジェクト締め切り) &”年” & Month(プロジェクト締め切り) &”月” & Day(プロジェクト締め切り) &”日” & ” ” & DayName(プロジェクト締め切り)
と表記すれば、
2019年10月07日 月曜日
と表現することもできます。
ぜひ活用してみてください。
参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>テキスト関数>DayName
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/dayname.html(2022-06-20閲覧)
自社ブログ記事 > Year,Month,Day
https://kawai-j.co.jp/filemaker/12968/year_month_day/
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