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Trimについて

こんにちは。

今回は、不要なスペースを取り除いてくれる、Trim関数についてです。

まずは構文と例をご紹介します。

構文 
Trim (テキスト)

例 1 
Trim (” トム “) は、「トム」を返します。
例 2 
Trim (Middle (“00230013 William 1234” ; 9 ; 9)) は「William」を返します。

Trim関数を使用して、上記のように、テキストの前後にあるスペースを取り除くことができます。

整合性や統一性を図りたいデータにおいて、データ入力時に誤って入ってしまったスペースを後々取り除く手間は面倒ですし、スペースがあることで照合できなかった、ということは極力避けたいですよね。

実際にデータビューアで確認できる簡単な例とすれば、

Case ( “12345” = “ 12345″ ) ; “一致” ; “不一致” ) 
>>> 1の前にスペースがあるため、”不一致”が返ってきます

Case ( “12345” = Trim ( ” 12345″ ) ; 1 ; 0 ) 
>>> Trimによってスペースが取り除かれるため、”一致”が返ってきます。

(値の確認の際に、データビューアの活用はとても重要だな、と改めて感じています…)

スクリプト上での値の整備やフィールド設定時に活用できると思います!

ただ、Trim関数では、文字間のスペースについては対応できません,,,
その際にはTrimAllを使用するのですが、また改めてご紹介いたします。

参考URL:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/trim.html

 

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