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グローバルフィールドについて

前回がグローバル変数についての記事でしたので、今回はグローバルフィールドの設定方法や活用方法についてご紹介します。

グローバルフィールド(グローバル格納を使用するフィールド) の定義

グローバル格納を使用するフィールド (グローバルフィールド) には、ファイル内のすべてのレコードで共通に使用される単一の値が含まれています。
グローバルフィールドには、そのフィールドが非関連テーブルで定義されている場合でもファイルのすべてのコンテキストからアクセスできます。

上記の通り、グローバルフィールドに格納された値は、全てのレコードで共通に使用されます。
グローバルフィールドに設定しておくことで、テーブルオカレンスの異なるレイアウトでも関係なく表示することができます。

設定方法は、フィールドのオプションにてグローバル格納にチェックをいれることで適用されます。

グローバルフィールドの長所の一つに、メンテナンス性の高さがあります。

例えば、会社の連絡先を
・見積テーブルで作成する見積書
・販売テーブルで作成する請求書
・契約テーブルで作成する契約書
それぞれに記載したい場合

方法としては
1.各レイアウトに直接記載する
2.各テーブルのレコードに値を保存しておく
3.会社情報テーブルの”会社連絡先”フィールドをグローバル格納しておく

等が挙げられるかと思いますが
メンテナンス性が一番いいのは3番です。

1.2.に関しては、変更があった際に、3つのテーブルやレイアウトをそれぞれ変更する必要があります。
一方で3.は、会社情報のテーブルのひとつの値を変更するだけなので漏れなく変更作業を完結させることができます。

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