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スクリプトトリガの設定領域について

イベント発生時にスクリプトを起動させることのできるスクリプトトリガですが、設定方法や種類が複数あり、そこにどのように設定するか迷うことも多いかと思います。

今回は、スクリプトトリガが設定できる領域を紹介したいと思います。

①オブジェクト

スクリプトトリガ:OnObjectEnter, OnObjectKeystroke, OnObjectModify, OnObjectValidate, OnObjectSave, OnObjectExit, OnPanelSwitch, OnObjectAVPlayerChange

フィールドやボタンなどのオブジェクトに設定ができます。例えば、”郵便番号を7桁打ち終わったら、住所を自動検索するスクリプトを起動する”といったシチュエーションに活用ができます。

 

②レイアウト

スクリプトトリガ:OnRecordLoad, OnRecordCommit, OnRecordRevert, OnLayoutKeystroke, OnLayoutEnter, OnLayoutExit, OnLayoutSizeChange, OnModeEnter, OnModeExit, OnViewChange, OnGestureTap, OnExternalCommandReceived

レイアウトの更新やレイアウトを閉じた際に起動をします。例えば、”レコードを移動した際にページング設定の計算値を更新させる”時などに活用できます。

 

③ファイルオプション

スクリプトトリガ:OnFirstWindowOpen, OnLastWindowClose, OnWindowOpen, OnWindowClose, OnFileAVPlayerChange,OnWindowTransaction

ファイルを開いた際や閉じた時に起動します。例えば、”ファイルのログイン後、待受画面が開くまでにユーザー情報や日付設定等初期値の計算をしておく”際に活用ができます。

一番細分化された領域であるオブジェクトに使用することが多いかと思いますが、レイアウトにも設定ができるという情報がないと、レイアウト設定の画面でスクリプトトリガという項目があることにすら気が付かないこともあるかもしれません.. 

知識があるだけで選択肢は広がっていくかと思いますので、ぜひ色々と試してみてください。

また各トリガの種類についても触れることができればと思います。

 

参考URL:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/script-triggers.html?(2023/6/19 閲覧)

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