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レイアウト上でのマージフィールドの配置について

今回は、レイアウト上にテキストブロックでフィールドを表示することができる、マージフィールドについて、ご紹介します。

マージフィールドを覚えておけば、複数のフィールドを、配置の違和感なく1行で表示することができます。

さらに、固定のテキストとも組み合わせることが可能です。

下記にヘルプページの使用例を掲載します。

マージフィールドは、各レコードのフィールドに含まれるテキストの長さに合わせて拡大/縮小されます。

次に例を示します:

・フィールド <<氏名>> が「様」というテキストの前にある場合 (つまり「<<氏名>>様」)、「氏名」フィールドに「田中純生」というテキストが入力されていると、ブラウズモードまたはプレビューモードでは「田中純生様」と表示されます。

・マージフィールド自体が 1 行のテキストである場合は、そのマージフィールドに表示するデータがないと (宛先ラベルの「住所 2」フィールドにデータがない場合など)、テキストブロックから空の行が取り除かれ、テキストが見やすくなります。

1番目の氏名+様の表記は、記述の通りで、フィールドと”様”のテキストを分けて配置すると、予想される最長の氏名の長さでフィールドを確保しておく必要があるため、短い氏名であった場合にアンバランスが生じることを防ぐことが可能です。

2番目の例を、具体的に表記すると、

郵便番号:531−0072
都道府県フィールド:大阪府
市区町村:大阪市北区
番地以降:豊崎3丁目3−7

と登録があった場合には、テキストボックスへマージフィールドを使って、

〒<<郵便番号>>  <<都道府県>><<市区町村>><<番地以降>>

→ 〒531−0072 大阪府大阪市北区豊崎3丁目3−7

と配置します。

この構成であれば、仮に都道府県が抜けている住所登録の場合でも、

→ 〒531−0072 大阪市北区豊崎3丁目3−7

と、違和感なく表示させることができます。

覚えると本当に便利なので、ぜひご活用ください。

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>レイアウトとレポートの作成と管理>レイアウト上のフィールドの操作>レイアウト上でのマージフィールドの配置
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/merge-fields.html(2022-07-11閲覧)

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