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RightValues関数
今回は RightValues 関数を紹介します。
GetValue 関数や LeftValues 関数と同様に、「改行されたリスト」を対象に処理を実行することが念頭に置かれています。
RightValues
テキストの右から数えて指定された値数の値を返します。
構文
RightValues (テキスト ; 値数)
例1
RightValues ( “メロンパン¶あんパン¶クリームパン¶コッペパン¶サンドイッチ”; 2)
=>[処理結果] “コッペパン¶サンドイッチ”
上の例文は前回の「LeftValues」と同様ですが、返ってくる値は異なっています。
構文上では左から、右から、という認識ですが、リストの「はじめから○行分を取り出したい」→ LeftValues、「最後から○行分を取り出したい」→ RightValues と捉えて貰えばと思います。
なので、作成したリストが何らかの規則、例えばパンが売上ランキングの昇順で並んでいるリストならば、
人気ランキングの上位3位までの値を取り出したい際には LeftValues ( パンリスト ; 3 )
入れ替えの検討が必要な下位3位までの値を取り出したい際には RightValues ( パンリスト ; 3 )
を使用する、といった具合です。
リスト自体を並べ替えるよりも、Left/Rightをうまく使い分けれる方が効率的ですので、ぜひご活用ください。
参考:
カワイ事務機|FileMakerブログ「LeftValuesについて」
https://kawai-j.co.jp/filemaker/20528/leftvalues/(2022-04-18 閲覧)
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>テキスト関数>RightValues
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/rightvalues.html (2022-04-18 閲覧)
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