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Get(レイアウト名) と Get(レイアウトテーブル名) について​

今回は取得関数 Get(レイアウト名) と Get(レイアウトテーブル名) のご紹介です。

当たり前のような存在だからこそはじめは戸惑う、みたいなことが起こることもあるかと思うので、
FileMakerを始めたての 初心者の方 の参考になればと思います。

Get (レイアウト名)

現在表示されているレイアウトの名前を返します。

 

Get (レイアウトテーブル名)

現在のレイアウトにレコードを表示しているテーブルオカレンスの名前を返します。

概要としては上記のヘルプページの説明の通りです。

レイアウト名は単純にレイアウトにつけた名称のことで
レイアウトテーブル名は、そのレイアウト上にどのテーブルの情報を表示したいか(= テーブルオカレンス )で選択します。

具体的にレイアウト設定の画面ではこれらを指します。

例えばスクリプトにおいては、このような活用ができます。

リスト画面から詳細画面のレイアウト切り替えにおいて、一般的なスクリプト分岐をするとこうなります。

上記のスクリプトをより簡素化する際には Get(レイアウトテーブル名) が活躍します。

1番目のスクリプトの方が、
視覚的にわかりやすい / デバックで追いやすい
という利点があり、

2番目のスクリプトの方は
短いスクリプトで書ける / メンテナンス性が抜群(変更があっても修正箇所が少ない)
という利点があります。

初めは自分がコントロールできる形式で書いて、
慣れてきたらいろんな関数を駆使してメンテナンス性を上げていくのがいいかもしれません!

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