FileMaker

お役立ちブログ

グローバルフィールドについて

前回がグローバル変数についての記事でしたので、今回はグローバルフィールドの設定方法や活用方法についてご紹介します。

グローバルフィールド(グローバル格納を使用するフィールド) の定義

グローバル格納を使用するフィールド (グローバルフィールド) には、ファイル内のすべてのレコードで共通に使用される単一の値が含まれています。
グローバルフィールドには、そのフィールドが非関連テーブルで定義されている場合でもファイルのすべてのコンテキストからアクセスできます。

上記の通り、グローバルフィールドに格納された値は、全てのレコードで共通に使用されます。
グローバルフィールドに設定しておくことで、テーブルオカレンスの異なるレイアウトでも関係なく表示することができます。

設定方法は、フィールドのオプションにてグローバル格納にチェックをいれることで適用されます。

グローバルフィールドの長所の一つに、メンテナンス性の高さがあります。

例えば、会社の連絡先を
・見積テーブルで作成する見積書
・販売テーブルで作成する請求書
・契約テーブルで作成する契約書
それぞれに記載したい場合

方法としては
1.各レイアウトに直接記載する
2.各テーブルのレコードに値を保存しておく
3.会社情報テーブルの”会社連絡先”フィールドをグローバル格納しておく

等が挙げられるかと思いますが
メンテナンス性が一番いいのは3番です。

1.2.に関しては、変更があった際に、3つのテーブルやレイアウトをそれぞれ変更する必要があります。
一方で3.は、会社情報のテーブルのひとつの値を変更するだけなので漏れなく変更作業を完結させることができます。

FileMaker開発記事

FileMaker × WordPress 連携

FileMakerとWordPressを連携させることで、顧客情報の共有や手続きがWebページ内で簡単に完結!効率的な業務運営の秘訣をご紹介します。

顔パス受付システム

AIサーマルカメラとFileMakerとの連動による新型受付システムです。
顔認証で体温測定と受付を同時に完了、会員登録の手間も不要に。学習塾などでは入退出時に親へメール自動送付サービスもつけられます。

墓掃除システム

墓地管理、墓地清掃、供花管理など、定期的な作業を標準化。煩雑な業務作業の見える化を可能にするシステムです。

栽培管理システム

栽培管理システム とは、植物工場 での野菜栽培において、膨大なデータを一括管理できるシステムです。高品質な野菜を栽培するために必要なあらゆる情報を見える化し、業務効率向上を図ります。

その他の記事

Substitute について

Substitute関数とは、指定したテキスト内にある文字や記号を、特定のテキストに置き換えることができるという関数です。