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GetAsTimeについて

今回は、テキストに含まれる時刻またはタイムスタンプを時刻フィールドタイプとして返す関数についてです。

下記にヘルプページの解説を記載します。

構文

GetAsTime (テキスト)

例 1

GetAsTime (“02:47:35”) は、計算の結果として時刻を選択した場合、「2:47:35」を返します。この結果に対して、時刻の演算を実行することができます。

例 2

GetAsTime (“02:47:35”) は、計算の結果としてタイムスタンプを選択した場合、「0001/1/1 2:47:35」を返します。

例 3

Abs (GetAsTime (“12:15 午後”) – チェックアウト) は、「チェックアウト」時刻フィールドの値が「3:15 午後」の場合、「3:00:00」を返します。

元々フィールドタイプが時刻の値を取得して計算を行う際には必要ありませんが、引数として他のテキストとまとめて値を取得したときなどは、再度使う場合にGetAsTimeで元に戻す必要があります。

本ブログでは詳しく記載したことがありませんが、例えで言うと、JSONで値をまとめ、その後分解して使用する際に必要な関数となります。

フィールドタイプによって値の表示方法や計算結果が異なりますので、意識して活用していきましょう。

 

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>テキスト関数>GetAsTime

https://help.claris.com/ja/pro-help/content/getastime.html

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参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>取得関数>Get (システムプラットフォーム)

https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-systemplatform.html( 2023-1-10閲覧)