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Get (スクリプトの結果)について

今回は、実行されたサブスクリプトのスクリプト結果を返す取得関数についてです。

下記にヘルプページ掲載の構文と例題を記載します。

構文

Get (スクリプトの結果)

例 1

次の例では、[顧客の検索] スクリプトは、[レポート実行] スクリプトから呼び出されたときに検索結果を返します。[顧客の検索] スクリプトは、オプションの [現在のスクリプト終了] スクリプトステップのスクリプト結果を使用します。[レポート実行] スクリプトは、Get (スクリプトの結果) を使用して、Get (スクリプトの結果) に保存されている返された結果に基づき、他のどのスクリプトステップを実行するかを判断します。

顧客の検索

エラー処理 [オン]
検索実行 [記憶する]
新規レコード/検索条件
現在のスクリプト終了 [テキスト結果: Get (対象レコード数) < 10]

レポート実行

スクリプト実行 [指定: 一覧から ; 「顧客の検索」 ; 引数: ]
If [Get (スクリプトの結果) = 0]
カスタムダイアログを表示 [“すでに 10 件のレコードを作成しました。”]
End If

上記の例では検索結果総数を返していますが、スクリプト終了時に渡す値を変えれば、様々な値を取得し返すことができます。

真偽の判定だけではなく、作成したレコードのidや、特定のフィールドの値、また、検索結果を変数にまとめて渡せば欲しい情報を一度に引き渡すことも可能です。

参考:
Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ: リファレンス>関数リファレンス>取得関数>Get (スクリプトの結果)

https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-scriptresult.html( 2022-12-19閲覧)

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