FileMaker

お役立ちブログ

シリアル番号の採番(応用編)

前回に引き続き今回は採番方法の応用編をご紹介します。

例えばこのような場合には、デフォルトのシリアル番号での採番は不向きです。

1. 同じフィールドだが区分毎に採番したい場合
(例: A10001, A10002 もあれば B10001, B10002 もある)

2. 論理削除を使ってレコードを扱う場合でも抜けなくキレイに採番したい場合

いろんな方法がありますが、区分毎に採番したい場合の例を一つご紹介します。

まず、区分(接頭語)とシリアル値を別々のフィールドに分けます。
管理するシリアル番号は、計算フィールド等で設定するといいでしょう。

スクリーンショット 2024-08-20 14.52.03

レコードを見ると、このような一覧になっていきます。
区分ごとに採番したいので、Noだけでは重複する番号があり、シリアルNoになって初めて固有の値になります。

そして実際に採番する際に私がいつも使用しているのはExecuteSQL関数です。

区分指定・削除フラグ指定を行い、最大値を算出して次のシリアル値を求めます。

ExecuteSQL関数は使いたくない!という方は、検索機能をうまく使って算出するのもありかもしれません。

ExecuteSQLでのシリアル値の算出については、次回の記事にさせていただきます!

FileMaker開発記事

受発注システム [EC-CUBE連携]

受発注業務をEC-CUBEと連携する事により、顧客情報と受注情報それぞれの入力を自動化。その後の各種事務手続(伝票作成・郵送業務・売上レポート作成等)すべても同時に効率化するツールです。

CRM 顧客管理システム

顧客の現状を俯瞰し、商談状況を一望、そして営業成績を向上させる……企業が顧客との関係をより深く把握し、戦略的に顧客へアプローチすることが可能になるシステムです。

マイページ機能

FileMakerとWebサイトとの連携で、顧客との円滑なやり取りが可能となるほか、業務効率の改善にも繋がります。

顔パス受付システム

AIサーマルカメラとFileMakerとの連動による新型受付システムです。
顔認証で体温測定と受付を同時に完了、会員登録の手間も不要に。学習塾などでは入退出時に親へメール自動送付サービスもつけられます。

その他の記事

DXとは…

今回は、そもそもDXとは?の定義の部分を少しご紹介させていただきます。