FileMaker

お役立ちブログ

UniqueValuesについて

今回は、特定の値からユニークな値だけを返してくれる、UniqueValues関数のご紹介です。

まずは、構文と例をご紹介します。

構文
UniqueValues (値 {; データタイプ ; ロケール})
(ロケールの数値はValueCount同様)

例 1 
UniqueValues (“34¶600¶18¶600¶18.0” ; 2) は「34¶600¶18¶」を返します。
例 2 
UniqueValues (Product::Colors) はロケールが英語のファイルのテキストのデフォルトのデータタイプに基づいて次のように重複を取り除きます:
RED¶green¶yellow¶
「Product::Colors」フィールドに「RED¶green¶red¶yellow¶」が含まれている場合に上記の値が返されます。

UniqueValuesを活用することで、リスト上の重複を取り除くことが可能です。

例えば、スクリプト上で、特定のIDを絞り込んでリスト化し、その後のスクリプトに組み込みたい場合に、
UniqueValues($ids) などとすることで、簡単に重複のないリストを取り出すことができます。

一点注意が必要なのは、$idsが改行区切りであった場合、最後方の改行は残ってしまうので、件数を換算して処理を進める場合には、最後の空白は取り除いておくことが望ましいです。

ぜひ活用してみてください。

 

 

 

参考URL:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/uniquevalues.html?Highlight=Unique

 

FileMaker開発記事

マイページ機能

FileMakerとWebサイトとの連携で、顧客との円滑なやり取りが可能となるほか、業務効率の改善にも繋がります。

修理受付システム

修理受付から請求までの業務を一元管理。Web予約連動、クレジット請求連動などの業務を効率化します。ほか顧客履歴、部品在庫管理、発注リストなどあらゆる関連業務に対応しています。

顔パス受付システム

AIサーマルカメラとFileMakerとの連動による新型受付システムです。
顔認証で体温測定と受付を同時に完了、会員登録の手間も不要に。学習塾などでは入退出時に親へメール自動送付サービスもつけられます。

受発注システム [EC-CUBE連携]

受発注業務をEC-CUBEと連携する事により、顧客情報と受注情報それぞれの入力を自動化。その後の各種事務手続(伝票作成・郵送業務・売上レポート作成等)すべても同時に効率化するツールです。

その他の記事

関数 Abs について

マイナスの値が出るような計算式でもマイナスを表記したくない際に、Abs関数を用いて表示することができます。