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Let,Caseを用いた計算式

先週お話ししたLetと条件分岐のできるCase関数を用いた計算式について、ご紹介します。

Caseについては基本的な内容について過去記事で紹介しておりますのでご参照ください。

https://kawai-j.co.jp/filemaker/12944/case/

例えば、会員管理のシステム内で、リスト上に会員更新日の表示を行いたい例について記載してみます。

次回更新日は会員毎の更新タイプによって異なり、更新日フィールドを用いて表現するとします。

これは、CaseとLetを用いて、以下のように表現することができます。

Let (

[

~day = 会員::更新日 ;

~type = 会員::更新タイプ

] ;

Case (

~type = “3ヶ月” ;  Date ( Month ( ~day ) + 3  ; Day( ~day ) ; Year ( ~day ) ) ;

~type = “6ヶ月” ;  Date ( Month ( ~day ) + 6  ; Day( ~day ) ; Year ( ~day ) ) ;

~type = “1年” ;  Date ( Month ( ~day )  ; Day( ~day ) ; Year ( ~day )  + 1 ) ;

~type = “2年” ;  Date ( Month ( ~day )  ; Day( ~day ) ; Year ( ~day ) + 2 ) ;

~type = “3年” ;  Date ( Month ( ~day )  ; Day( ~day ) ; Year ( ~day ) + 3 )

)

Letを用いず表現すると、

Case (

会員::更新タイプ = “3ヶ月” ;  Date ( Month ( 会員::更新日 ) + 3  ; Day( 会員::更新日 ) ; Year ( 会員::更新日 ) ) ; …..

と、1行が長くなるのに加えて、使用するフィールドが変更した場合に、何箇所も訂正を行わなければいけない状態になってしまいます。

Letを活用することで、値の定義を冒頭で行うことができるため、修正も[ ]内を変えるだけで可能となります。

計算式も便利な関数で綺麗に整理して、活用していきましょう!

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DXとは…

今回は、そもそもDXとは?の定義の部分を少しご紹介させていただきます。