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Positionについて
今回は、特定のテキストの場所を指定し値を取り出たい時に活用できる、Position関数のご紹介です。
まずは、構文と例をご紹介します。
構文
Position (テキスト ; 検索テキスト ; 先頭文字位置 ; 回数)
例 1
Position (“Mississippi” ; “iss” ; 1 ; 1) は、「2」を返します。
Position (“Mississippi” ; “iss” ; 1 ; 2) は、「5」を返します。
Position (“Mississippi” ; “iss” ; 3 ; 1) は、「5」を返します。
例 2
Left (名前 ; Position (名前 ; ” ” ; 1 ; 1) – 1) は、「名前」テキストフィールドの値が「William Smith」の場合、「William」を返します。
例 3
Right (名前 ; Length (名前) – Position (名前 ; ” ” ; Length (名前) ; – 1)) は、「Smith」を返します。
例題だけでは噛み砕きにくい部分があるので、実際の数値を分解してご紹介します。
基本は例1のように、指定された回数目の先頭文字位置を返してくれる関数です。
例1の3つ目の例
Position (“Mississippi” ; “iss” ; 3 ; 1) は、「5」
は、
Mississippi のテキスト内の3文字目からを基準に、1回目に現れる iss の 文字位置は ….. 5番目
ということになります。
また、
例2、3のように、LeftやRightと組み合わせることで、テキストを抜き取ることもできます。
例2を分解すると、
Position (名前 ; ” ” ; 1 ; 1) は、William Smithの先頭(1文字目)から考えてスペースの先頭文字位置を返すので、8となります。
Left (名前 ; 8 – 1) となり、William Smithの左から7文字を返すことになるので、Williamとなるのです。
こちらの関数は、検索テキストや回数指定の工夫をすることで、規則的なhtmlソースの中から値を取り出すことも可能です。
様々な活用方法があると思いますので、ぜひ便利に使ってみてください。
参考URL:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/position.html?Highlight=%E3%80%80position
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