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ValueCount について

 こんにちは。

今回は、関数 ValueCount の活用方法をご紹介します。

まずは、FileMakerヘルプサイトに掲載されている構文と例を確認しておきます。

構文
ValueCount (テキスト)

例 1 
ValueCount (“項目 1¶項目 2¶項目 3¶”) は、「3」を返します。
ValueCount (“項目 1¶項目 2¶項目 3¶¶”) は、「4」(最後の値は空) を返します。
例 2 
ValueCount (ValueListItems (“従業員” ; “従業員名”)) は、「従業員」データベースファイルの「従業員名」値一覧の値の合計数を返します。

ValueCount関数は、先週お話をしたGetValue関数と同じく、改行で区切られたテキスト値の一覧を適切な形で返してくれる関数です。
例文の通り、ValueCount関数は、テキスト値の合計数を返してくれます。

例2にあるように、値一覧の項目の一覧を返してくれる関数である、ValueListItemsと組み合わせて、値一覧の全体数を出すこともできます。

活用の一例としては、Loop関数を使って、フィールド内の値を更新したいときに、Loopさせる全体の数をValueCountで求めることができます。
来週はGetvalueの活用も含めて、Loop関数についてお話しできればと思いますので、ぜひ次回もご覧ください!

参考サイト:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/valuecount.html

 

その他の記事

Substitute について

Substitute関数とは、指定したテキスト内にある文字や記号を、特定のテキストに置き換えることができるという関数です。

Loop機能 について②

今回は、前回に引き続きLoopについて、便利に活用するにあたって、ValueCount関数、GetValue関数を用いたいと思います。