FileMaker
お役立ちブログ
Get (最終メッセージ選択)について
今回も、前回同様取得関数から、Get (最終メッセージ選択)についてです。
まずは、ヘルプページに掲載されている、構文とその説明についてご紹介します。
構文
Get (最終メッセージ選択)
説明
この関数が返す値は次のとおりです:
- 「1」- 最初のボタン (デフォルトでは [OK] ボタン) がクリックされた場合
- 「2」- 2 番目のボタン (デフォルトでは [キャンセル] ボタン) がクリックされた場合
- 「3」- 3 番目のボタンがクリックされた場合
この関数は、カスタムダイアログを表示し、その後のステップを指定したい時に使用する関数です。
例えば、入力画面で情報を入力後、決定前に情報確定の確認を促したい、とします。
決定ボタンに
カスタムダイアログを表示 [“情報を確定します”](1:OK 2:キャンセル)
と設定を行なった後に、
If ( Get (最終メッセージ選択) = 2 )
現在のスクリプト終了
End If
とすることで、2のキャンセルをクリックした場合には、スクリプトの途中で終了させることができます。
カスタムダイアログの基本的な動作のご紹介となりましたが、ぜひご活用ください。
参考サイト:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/get-lastmessagechoice.html
その他の記事