FileMaker
お役立ちブログ
TextSizeについて
テキスト内のフォントサイズを変更できる、TextSize関数についてです。
まずは、ヘルプページに掲載されている、構文と例についてご紹介します。
構文
TextSize (テキスト ; フォントサイズ)
例 1
TextSize (“Plaid” ; 18) は、「Plaid」という単語を 18 ポイントのテキストで返します。
TextSize (“Plaid” ; 24) は、「Plaid」という単語を 24 ポイントのテキストで返します。
例 2
TextSize (TextFont (TextColor (MyTable::MyText ; RGB (0 ; 125 ; 125)) ; “Courier”) ; 12) は、12 ポイントの緑の Courier フォントで書式設定した MyTable::MyText に含まれるテキストを返します。
テキストの文字サイズは、基本的にインスペクタでのフィールド設定にて変更が可能ですが、TextSize関数は、例えば、計算ボタンで2行分のテキストを表示させたい時に活用することができます。
先週お話ししたRandom関数での挨拶の文章の上に、当日の日付も入れたい、日付のフォントは40、文章は28に設定したい、と考えている場合には、
TextSize ( Get(日付) ; 40 ) & ¶ &
Let (
~n = Int(Random*10);
Case (
~n = 0 or ~n = 5 ; “今日も元気に頑張りましょう” ;
~n = 1 or ~n = 6 ; “体調管理に気をつけて” ;
~n = 2 or ~n = 7 ; “報連相を忘れずに” ;
~n = 3 or ~n = 8 ; “整理整頓を意識しましょう” ;
~n = 4 or ~n = 9 ; “笑顔で元気に挨拶を” ;
)
)
として、計算ボタンのフォントは28に設定すれば、
2021/12/13
今日も元気に頑張りましょう
というように、一つのボタンだけで2行の文章を希望通りに配置することができます。
参考サイト:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/textsize.html
その他の記事