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PatternCount について

こんにちは。
本日より、FileMakerを使用する際の便利な関数など、ちょっとしたお役立ち情報を投稿させていただきます。

今回は、関数 Patterncount の活用方法をご紹介します。

まずは、FileMakerヘルプサイトに掲載されている構文と例を確認しておきます。

構文 
PatternCount ( テキスト ; 検索テキスト )

例 
PatternCount ( “Mississippi” ; “is” ) は、「2」を返します。
PatternCount ( 参加 ; “ ゲスト” ) は、[ゲスト] チェックボックスが「参加」フィールドで選択されている項目の1つである場合、「1」を返します。

Patterncountとは、上記のように、テキストの中に文字列がいくつ含まれているかを返す関数です。

この構文でテキストフィールドを扱う際の活用方法をひとつご紹介します。

テキストフィールドを扱う場合、検索テキストがテキストフィールド内に含まれれば1、含まれなければ0を返します。
If構文中で使用する際には結果は正か誤かで返ってきます。

例えば、見積進捗を表示するテキストフィールドに、
「見積作成中」「見積申請中」「入金待ち」「入金済」
の項目があり、「見積作成中」「見積申請中」だけ表示の文字を青くしたい場合は、

 条件とする計算式:Patterncount ( 進捗 ; “見積” )
    文字色:青

を条件書式として設定することで、表示分けをすることができます。

単語単位での判別ではないので、「見積作成中」「見積申請中」と一つずつに条件を設定せずとも、”見積”としておけば、フィールド内に”見積”がある場合”正”である、という認識をしてくれるところが便利な点ですね。

様々な場面で活用できる関数ですので、ぜひ使ってみてください。

参考サイト:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/patterncount.html?Highlight=patterncount

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IsEmpty について

IsEmpty は、フィールド内が空欄、またはエラーが発生した場合は真(1)を返す関数で、様々なシーンで便利に使うことができます。