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Randomについて
今回は、ランダム表示を行いたい際に活用できる、Random関数についてです。
まずは、ヘルプページに掲載されている、構文と例についてご紹介します。
構文
Random
例 1
Int (Random * 10) は、0 から 9 までの乱数を返します。
例 2
Int (Dice::NumSides * Random) + 1 は、ランダムに選択した単一のサイコロの辺を返します。
次のスクリプトは複数回のサイコロの回転を計算し、回転を単一の変数に追加し、結果をカスタムダイアログに表示します。
Loop
変数を設定 [$ROLL ; 値: $ROLL + (Int (Test::NumSides * Random) + 1)]
変数を設定 [$COUNTER ; 値: $COUNTER + 1]
Exit Loop If [$COUNTER = Dice::NumDice]
End Loop
カスタムダイアログを表示 [$ROLL]
Random関数そのままでは、小数点の値が返ってくるので、例1のように10をかけて、Int関数(←以前の記事リンクに遷移できます)で整数のみを取り出す事で、0から9までのランダムな数字を返してくれます。
こちらを活用して、例えば、出退勤画面の表示コメントをランダム表示したい、とすると
Let (
~n = Int(Random*10);
Case (
~n = 0 or ~n = 5 ; “今日も元気に頑張りましょう” ;
~n = 1 or ~n = 6 ; “体調管理に気をつけて” ;
~n = 2 or ~n = 7 ; “報連相を忘れずに” ;
~n = 3 or ~n = 8 ; “整理整頓を意識しましょう” ;
~n = 4 or ~n = 9 ; “笑顔で元気に挨拶を” ;
)
)
と計算フィールドまたはボタンの計算式に入れる事で、5つの文章がランダム表示されるようになります!
少し遊び心のある活用方法にはなりますが、様々な場面で応用できるかと思います。
参考サイト:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/random.html?cshid=HID_Calc_Random
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