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関数 SortValues について

こんにちは。
今回は、関数 SortValues の活用方法をご紹介します。

まずは、FileMakerヘルプサイトに掲載されている構文と例を確認しておきます。

構文 
SortValues (値 {; データタイプ ; ロケール})

例 1 
SortValues (“34¶600¶18¶29” ; -2) は「600¶34¶29¶18¶」を返します。
例 2 
SortValues (Product::Colors) はロケールが英語のファイルの値をデフォルトの順序 (テキストとして英数字の昇順) でソートして次を返します:
blue¶green¶GREEN¶red¶yellow¶
「Product::Colors」フィールドに「red¶green¶blue¶GREEN¶yellow¶」が含まれている場合に上記の値が返されます。

SortValuesは、指定の値一覧をソートしてくれる関数です。

ロケールに必要とするソート順を当てはめることで、テキスト順、日付順など、希望の順序で値を取り出すことができます。

基本は昇順ですが、マイナス符号をつけることで降順での取り出しも可能です。

たとえば、ある顧客の対応履歴が複数あり、その中で1番新しい履歴のデータが欲しい場合は、

SortValues ( 対応履歴一覧 ; -3 )

とすることで、まず一覧が最新順にソートされます。

GetValueを使って、ソートしたものの1番目を指定すれば、最新のデータだけが取り出せますね。

その場合は、

GetValue ( SortValues ( 対応履歴一覧 ; -3 ) ; 1 )

の形になります。

そのほかのロケールについては下記リンクをご確認ください。
便利な関数ですので、ぜひご活用ください!

参考リンク: https://help.claris.com/ja/pro-help/content/sortvalues.html

 

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