FileMakerで計算式を書いていて、こんな風に思ったことはありませんか?
「同じ計算を何度も書いてて、長いし読みにくい…」「メンテが面倒、数字を変えるたびに全部直さないと…」
そんなときに役立つのが Let 関数!途中計算を変数にして再利用できるので、計算式がスッキリ見やすくなるだけじゃなく、処理速度も改善されます✨
Let
( 数量 * 単価 ) * 1.1
→ シンプルに見えますが、もし「数量×単価」を他でも使うなら?たとえば「合計金額」「税込金額」両方表示したい場合、計算式がどんどん重複して無駄が増えるんです。
Let ([ 合計 = 数量 * 単価 ; 税込 = 合計 * 1.1] ; 税込)
→ これで 数量×単価 を一度計算して、「合計」変数を何度でも再利用できる!→ 最後に返すのは 税込 だけなので、読みやすく・修正もカンタン✨
数量×単価
税込
🎯 たとえば:請求書の金額計算
Let ([ 合計 = Sum ( 明細::小計 ) ; 税込 = 合計 * 1.1 ; 割引後 = 税込 – 割引額] ; 割引後)
→ 条件変更(消費税や割引率)も、変数部分だけ直せばOK!
x とか y じゃなく、「合計」「税込」「割引後」など日本語でもOK
x
y
後から見ても「何の値かわかる」=バグ防止&チーム開発で超便利!
Let 関数は、「一度計算した値を名前をつけて再利用」できる、実務でめちゃくちゃ使える神ツールです。計算式がスッキリするだけでなく、パフォーマンス改善&修正のしやすさも段違い!
「同じ計算、何回も書いてるな…」と思ったら、ぜひ Let を使ってみてください😊
参考:リファレンス>関数リファレンス>論理関数>Lethttps://help.claris.com/archive/fm19/ja/pro-help/content/let.html
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