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Case,IsEmptyを用いた計算式
今回は、CaseとIsEmptyを用いた計算フィールドの表示方法について、ご紹介させていただきます。
Case、IsEmptyについては基本的な内容について過去記事で紹介しておりますので、ご参照ください。
Case関数について
https://kawai-j.co.jp/filemaker/12944/case/
IsEmpty関数について
https://kawai-j.co.jp/filemaker/12976/isempty/
2つのフィールドの数値を用いて計算フィールドの表示を行いたい場合の例をご紹介します。
例えば、外交担当が営業に出る際に、車両のメータを随時記録しているとします。
1日の走行距離を求める計算フィールドに
帰社時メータ – 出動時メータ
と計算式を入れれば求められますよね。
ただ、朝に出社時のメータを”4500km”と入力した段階では、走行距離は計算式上”-4500km”と表示されてしまいます。
これを防ぐために、CaseとIsEmptyを用いて下記のように表記します。
Case (
IsEmpty ( 帰社時メータ ) or IsEmpty ( 出動時メータ ) ; “” ;
帰社時メータ – 出動時メータ
)
こうすることで、
出動時メータまたは帰社時メータが空欄の場合は、計算結果が “”(空欄)になるように設定することができます。
ユーザーにとって違和感のある表示は取り除き、使いやすいレイアウトにしていくよう心がけることもまた大切な観点であると思います。
ぜひ活用してみてください。
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