FileMaker

お役立ちブログ

Year, Month, Day について

こんにちは。
今回は、日付関数 Year, Month, Day の活用方法をご紹介します。

まずは、FileMakerヘルプサイトに掲載されている構文と例(抜粋)を確認しておきます。

構文
Year (日付), Month (日付), Day (日付)

例 1

Year (“2019/05/05”) は「2019」を返します。
Month (“2019/03/19”) は 「3 」を返します (オペレーティングシステムの日付形式が YYYY/MM/DD の場合)。
Day (“2019/05/15”) は「15」を返します(オペレーティングシステムの日付形式が YYYY/MM/DD の場合)。

例 2
本日の日付から 48 か月経過した年を返します。
Year (
Date (
Month (Get (日付)) + 48 ;
Day (Get (日付)) ;
Year (Get (日付))
)
)

この3つの関数は、日付の値を返す関数で、1のように単独で使用することもできれば、例2にあるように、先週ご紹介したDate関数と組み合わせて活用することもできます。
例えば、本日が2021年7月1日だとして、半年後の日付 を出したい、となった際に、

Month (日付) にただ +6してしまうと、7+6= 13月 となってしまいます。

Date (
Month (Get (日付)) + 6 ;
Day (Get (日付)) ;
Year (Get (日付))
)

このように、Date関数と組み合わせて使用することで、きちんと 2022年1月1日 が算出されます。

Date関数についての投稿も、よろしければ合わせてご参照ください。
Dateについて

 

参考サイト:https://help.claris.com/ja/pro-help/content/year.html
      https://help.claris.com/ja/pro-help/content/month.html
      https://help.claris.com/ja/pro-help/content/day.html

その他の記事

IsEmpty について

IsEmpty は、フィールド内が空欄、またはエラーが発生した場合は真(1)を返す関数で、様々なシーンで便利に使うことができます。